EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
パウル・ヴァロット

建築家 / Architect

パウル・ヴァロット

Paul Wallot

ライン河畔のオッペンハイムに生まれた、ユグノー系の家系を出自とするドイツの建築家である。ダルムシュタットやハノーファー、ベルリン建築アカデミーで学び、イタリアとイギリスへの研究旅行でパッラーディオらの古典建築に親しんだ。

1882年、ベルリンの国会議事堂(ライヒスターク)建設をめぐる第2回設計競技に勝利し、一躍世に出た。1884年から10年をかけて完成させたその建築は、ルネサンス・バロック・古典の要素を融合させた壮麗なネオルネサンス様式で、当時としては先進的な鉄とガラスのドームを戴いた。議会制を嫌う皇帝ヴィルヘルム2世はこの建物を「帝国の猿小屋」と呼んで侮蔑し、ヴァロットは皇帝や建築委員会との確執に苦しんだ。

このライヒスタークが彼の生涯の代表作である。ほかに隣接する国会議長公邸(1904年)や、ドレスデンのブリュールのテラスに建つザクセン州議会舎(1906年)などを手がけ、ドレスデンで教鞭もとった。1912年に没した。

生没
1841 — 1912
国籍
ドイツ
運動
歴史主義(ネオルネサンス)
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q77357)
ENTRY ID — ARC-0432