ジャコベサン様式
サンドリンガム・ハウス
イングランド東部ノーフォークにある英国王の私邸。皇太子時代のエドワード7世のた…
建築家 / Architect
A・J・ハンバート(Albert Jenkins Humbert, 1821–1877)は、イギリスの建築家である。ヴィクトリア女王の夫アルバート公に重用され、王室にかかわる建物を数多く手がけた。
ワイト島では、王室の離宮オズボーン・ハウスに近いホイッピンガムの聖ミルドレッド教会の建て直しを担い、1854〜55年に内陣を完成させた。設計にはアルバート公自身も深く関与したとされる。この仕事で女王の信任を得て、オズボーンの農場や住宅の設計も任された。ウィンザー城のホーム・パーク内のフログモアでは、ドイツ出身の美術顧問ルートヴィヒ・グリューナーの構想に基づいて女王の母ケント公妃の霊廟を建て(1861年)、続いてアルバート公の死後には、グリューナーとともに女王と公を葬る王室霊廟を設計した(1862年着工、1871年に装飾完成)。
代表作のサンドリンガム・ハウスでは、皇太子アルバート・エドワード(のちのエドワード7世)のために旧邸を取り壊して新邸を建て、1866年の着工から1870年に本館を完成させた。近くのブリックリング・ホールなどを手本に、赤煉瓦と石の縁取りによるジェームズ朝風の意匠にまとめている。
王家の厚い信頼に比して、後世の評価は控えめである。建築史家マーク・ジルアードは、王室がなぜ彼を好んだのか理由が見当たらないと記した。
イングランド東部ノーフォークにある英国王の私邸。皇太子時代のエドワード7世のた…