EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
アレッサンドロ・ガリレイ
© Giuseppe Berti / Public domain

建築家 / Architect

アレッサンドロ・ガリレイ

Alessandro Galilei

アレッサンドロ・ガリレイは、18世紀前半のイタリアで活動した建築家・数学者である。1691年フィレンツェ生まれ。ガリレオ・ガリレイと遠縁にあたる名家に育ち、アントニオ・マリア・フェッリのもとで建築と工学を学んだ。透視図法や築城術を修めた師のもとで、施工技術・立体幾何・水理を身につけている。

1714年、その古典的な作風を評価したイギリス人の招きでロンドンへ渡り、1718年にはアイルランドに滞在してキャッスルタウン・ハウス主棟のファサードを設計した。当時のイタリアがバロックの只中にあったのに対し、彼の設計は明快な古典主義に傾いており、それがかえって英国の顧客に歓迎された。

1719年にフィレンツェへ戻り、メディチ家の宮廷建築・要塞技師を務める。転機は1730年、同郷のロレンツォ・コルシーニが教皇クレメンス12世として即位したことである。翌年ローマに招かれ、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂のコルシーニ家礼拝堂(1732年完成)を手がけ、続いて同聖堂の正面ファサードの設計競技を制した。1735年に完成したこのファサードは、宮殿を思わせる厳格な構成でローマの美術界に議論を呼んだが、消耗しつつあったバロックの語彙から離れ、新古典主義へ向かう転換点として評価される。1737年、ローマで没した。

生没
1691 — 1737
国籍
イタリア
運動
古典主義
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q176742) / 肖像: © Giuseppe Berti / Public domain — Wikimedia Commons
ENTRY ID — ARC-1527