ルネサンス建築
ヒラルダの塔
セビリア大聖堂の鐘楼。もとは1184年に着工したムワッヒド朝大モスクのミナレット…
建築家 / Architect
12世紀後半に活動したマグリブ出身の建築家。名は現在のモロッコ北部に住むグマーラ族に由来する。1188年、着工直後から中断していたセビリア大モスクのミナレット(現在のヒラルダの塔)の工事を引き継ぎ、煉瓦造の塔身と、その外壁を覆う装飾を担当した。交差する多弁アーチによるセブカ文様で四面を埋める手法はムワッヒド朝のミナレットに共通するが、この塔にはとりわけ完成度の高い実例が残る。モスク本体の補修にも関わった。生没年は伝わらない。