ポストモダン建築
リヘニの聖母大聖堂
ポーランド中部リヘニ・スタリにそびえる、同国最大の教会。19世紀の聖母出現の伝…
建築家 / Architect
バルバラ・ビェレツカ(Barbara Bielecka、1931年–2019年)は、ポーランドの建築家である。グダンスク工科大学の建築学部に籍を置き、ポーランド科学アカデミー(クラクフ)の都市計画・建築委員会にも加わった。
その名を広く知らしめたのは、ポーランド最大の教会であるリヘニの聖母大聖堂(1994年–2004年)の設計である。巡礼者の寄進だけで築かれたこの大伽藍を、彼女は周囲に広がる麦畑の色になぞらえ、柱廊の柱をポーランドの白樺に、窓を麦の穂に見立てるなど、祖国の風土に根ざした象徴で満たした。経歴の上では機能主義の建築家とされるが、その代表作は、装飾と歴史的な引用に満ちたポストモダンの一作として知られる。