バロック建築
スコークロステル城
スウェーデン、メーラレン湖の半島に立つ、同国最大の個人邸宅とされるバロックの…
建築家 / Architect
カスパー・フォーゲル(Caspar Vogel、1600年頃–1663年)は、ドイツ・テューリンゲン地方出身の棟梁(バウマイスター)である。1625年からエルフルトの都市建築家として働き、1631年にはスウェーデン王グスタフ・アドルフやザクセン=ヴァイマル公の命で同市の要塞整備に携わった。ザクセン=ゴータ公エルンスト敬虔公にも仕え、ゴータのフリーデンシュタイン城の設計を手がけたことで知られる。
1640年代末からスウェーデンの将軍カール・グスタフ・ヴランゲルと関係を深め、1650年代初頭にはブレーマーフェルデやポメラニアのヴランゲルスブルク城などでヴランゲルの建築工事を担った。ヴランゲルの居城スコークロステル城については、その基本設計を準備した人物とされる。生涯の拠点は一貫してエルフルトに置き、1663年末、おそらく出張先で世を去った。