ハイテク建築
建築家 / Architect
エーロ・サーリネン(Eero Saarinen、1910年–1961年)は、フィンランドに生まれアメリカで活躍した建築家・家具デザイナーである。著名な建築家エリエル・サーリネンの子として育ち、第二次世界大戦後のアメリカを代表するモダニズムの旗手となった。作品ごとに造形を大きく変える表現の幅で知られ、曲面を生かした彫塑的な建築を得意とした。代表作に、ニューヨークのTWAフライト・センター、セントルイスのゲートウェイ・アーチ、ゼネラルモーターズ技術センターなどがある。家具では、一本脚の台座をもつ「チューリップ・チェア」も広く知られる。ミルウォーキーでは、戦没者慰霊と美術館を兼ねたミルウォーキー郡戦争記念館(1957年)を設計し、宙に張り出す十字形の力強い造形で高い評価を得た。51歳で早世した。