EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

エミール・ヌーギエ

Émile Nouguier

エミール・ヌーギエ(Émile Nouguier、1840–1897)は、エッフェル塔をモーリス・ケクランとともに構想したフランスの土木技師である。

1840年、パリに生まれる。エッフェルの会社で技師として働き、ガラビ橋やセネガルのファイデルブ橋など、各地の鉄橋の建設に携わった。1884年、同僚のケクランとともに、来たる1889年の万国博覧会の目玉となる高塔の案を練り上げる。二人はエッフェル社の建築部長ステファン・ソーヴェストルに相談して意匠を整え、エッフェル、ケクランと三名で300メートル級の塔の特許を取得した。のちにエッフェルがこの権利を買い取り、塔は彼の名で世に出ることになる。

代表作のエッフェル塔(1887–1889)の完成後、ヌーギエは1893年にエッフェル社を離れ、アルジャントゥイユで自らの会社を共同経営した。1897年に没する。表舞台に名は残らなかったが、塔の最初の発想を分かち合った技師として、その出発点に確かに立っていた。塔の一階に刻まれた「ケクランとヌーギエの通り」が、二人の仕事を今に伝えている。

生没
1840 — 1897
国籍
フランス
運動
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q286254)
ENTRY ID — ARC-0482