EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

エウスタキオ・ジャンニーニ

Eustaquio Giannini

概要

スペインの軍事技師。1750年、イタリア系の軍人の家にバダホスで生まれた。12歳で父の連隊に入り、バルセロナの王立数学アカデミーで学んだのち、1776年に海軍の技師団に加わってフェロルの海軍管区に配属された。以後およそ30年間、フェロルと近隣のア・コルーニャで港湾施設の設計と工事にあたった。

代表的な仕事が、1788年から指揮したヘラクレスの塔の改修である。損傷したローマ時代の芯を取り壊さずに花崗岩の外装で包み、八角形の上層と灯室を加えて、1791年に灯台としての機能を回復させた。古い斜路の痕跡を外壁の帯としてなぞった意匠も含め、原構造を保存しながら使い続けるこの方針は、現在も模範的な修復として評価されている。

1804年に南米へ派遣され、ブエノスアイレスの港の調査と市街図の作成にあたったほか、1808年から翌年にかけてパラグアイの暫定総督を務めた。独立運動の混乱のなかで拘束され、1814年にブエノスアイレスで没した。

生没
1750 — 1814
国籍
スペイン
運動
—
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q5486036)
ENTRY ID — ARC-1635