特集
構造家は建築に何を残したか——アラップとシュライヒ・ベルガーマンを軸に14の建築 1962–2022
名築が収録する公開済みの建物1,244件のうち、86件には構造家や技師が設計者とならんで結ばれている。結ばれた件数が最も多いのは英国のアラップの11件で、ドイツ…
建築家 / Architect
現在のバングラデシュの首都ダッカに生まれ、アメリカで活躍した構造技師。SOM に在籍し、20世紀後半の超高層建築に革新をもたらした人物として知られる。
建物の外周そのものを一つの筒(チューブ)として働かせ、風や地震の水平力に抵抗させる「チューブ構造」を体系化したことが、その最大の功績である。本データベースのウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー)では、9本の角形チューブを束ねる「バンドルド・チューブ」を考案し、より少ない鋼材で世界一の高さを実現した。ジョン・ハンコック・センターの「トラスト・チューブ」も彼の構想による。構造と意匠を不可分のものとして捉えたその思想は、今日の超高層建築の礎となっている。1982年に没した。
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アメリカ・シカゴに建つ超高層ビル。SOM のブルース・グレアムと構造技師ファズラ…