EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
フランク・ゲーリー

建築家 / Architect

フランク・ゲーリー

Frank Gehry

フランク・ゲーリー(Frank Gehry、1929–2025年)は、カナダ出身のアメリカの建築家である。うねる曲面と型破りな素材によって、20世紀後半から21世紀の建築に新しい言語をもたらした、現代を代表する一人である。

トロントのユダヤ系の家庭に、フランク・オーウェン・ゴールドバーグとして生まれた(のちにゲーリーと改姓)。南カリフォルニア大学で建築を、ハーバードで都市計画を学び、1962年にロサンゼルスで設計事務所を構えた。1978年、自邸――ありふれた住宅を金網や波板で包み、内側から解体してみせた改築――が注目を集め、独自の道を歩み始める。

1989年にプリツカー賞を受賞。そして1997年、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館によって、世界的な名声を決定づけた。チタンの曲面が織りなすこの建築は「現代における最も偉大な建築」と評され、一棟の建物が街を変えうることを示して、各地に「ビルバオ効果」を巻き起こした。

ゲーリーの建築は、彫刻のように自由な造形と、チタンやステンレスといった素材の扱いで知られる。複雑な曲面は、航空機の設計技術を建築に持ち込むことで実現された。その作風はしばしば脱構築主義に数えられるが、本人はそうした分類を好まなかった。ビルバオ以後も、ウォルト・ディズニー・コンサートホール(2003年)やルイ・ヴィトン財団(2014年)など、世界各地で記念碑的な建築を手がけた。2025年、ロサンゼルス近郊の自宅で没した。

生没
1929 — 2025
国籍
アメリカ(カナダ出身)
運動
脱構築主義
登録作品
2

代表作

Works
データ: Wikidata (Q180374)
ENTRY ID — ARC-0139