ボザール様式
オルセー美術館
パリのセーヌ左岸に立つ美術館。1900年の万国博覧会のためにヴィクトール・ラルー…
建築家 / Architect
ガエ・アウレンティ(Gae Aulenti、1927年–2012年)は、20世紀イタリアを代表する建築家・デザイナーである。ミラノ工科大学に学んだ。
建築から家具、舞台美術にいたるまで幅広く活動し、とりわけ歴史的な建物を美術館へと転生させる仕事で名高い。なかでも、パリのオルセー美術館(1986年開館)の内部空間の設計は、その代表作である。かつての駅の巨大な吹き抜けを生かしつつ、石を多用した重厚な構成によって、作品を受けとめる落ち着いた展示空間をつくりあげた。その大胆な手法は当初賛否を呼んだが、産業遺構を美術館へと再生する試みの先例として、後世に影響を残した。パリのポンピドゥー・センターの近代美術館の改装や、バルセロナのカタルーニャ美術館の改装なども手がけている。2012年に没した。