構造表現主義
オーレスン橋
デンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメを結ぶ、海峡をまたぐ巨大な橋…
建築家 / Architect
ゲオルク・ロトネ(1938–2022)は、デンマークの建築家。橋梁の設計で知られ、土木構造物に簡潔で力強い造形を与えることを信条とした。
オーレスン橋では、デンマークとスウェーデンを結ぶこの大橋の意匠を担い、自立して天へ伸びる二本の主塔や、五角形の断面をもつ橋脚など、装飾を排した厳格なかたちでまとめあげた。鋼の部材を黒く塗り、夜には主塔だけを照らすなど、構造そのものの美を引き出す手法をとった。「橋は強さを表すべきだ」という信念が、この橋の姿に貫かれている。