古代エジプト建築
ギザの大ピラミッド
エジプト、ギザの台地に立つ、第4王朝のファラオ・クフ王の墓。前2560年頃に完成し…
建築家 / Architect
ヘミウヌ(Hemiunu、生没年不詳)は、古代エジプト第4王朝の高官である。ファラオ・クフ王に仕えた宰相であり、ギザの大ピラミッドの設計と造営を指揮した人物――すなわちその建築家――と考えられている。
スネフェル王の孫にあたる王族の出で、「王のすべての造営を司る者」の称号をもった。ギザには彼自身の立派なマスタバ墓が残り、そこから見つかった精緻な坐像は、古王国時代の彫刻の傑作として知られる。ただし、彼を大ピラミッドの建築家とする伝えは、確かな同時代の記録によるものではなく、その役割は職掌からの推定にもとづく。