ポベドニク
ベオグラード要塞の高台に立つ記念碑。バルカン戦争と第一次世界大戦の勝利を記念…
建築家 / Architect
イヴァン・メシュトロヴィチは、20世紀前半の南スラヴ世界を代表する彫刻家である。1883年、現在のクロアチアのヴルポリエに生まれ、ウィーンの美術学校で学んで、分離派の運動のなかで頭角を現した。ロダンに学びつつも、古代ギリシアや民族の伝説に題材を求め、記念碑的で理想化された人体像を得意とした。
ベオグラードのポベドニク、アヴァラ山の無名戦士の記念碑など、公共のモニュメントを数多く手がけ、その作品はしばしば裸体表現をめぐって論争も呼んだ。第二次世界大戦後はアメリカに渡り、シラキュース大学やノートルダム大学で教えた。1962年、アメリカで没した。南スラヴの統一という理想を、力強い造形に託した芸術家であった。
ベオグラード要塞の高台に立つ記念碑。バルカン戦争と第一次世界大戦の勝利を記念…