オランダ式バロック建築(オランダ古典主義)
ヘット・ロー宮殿
オランダ、アペルドールンに建つ宮殿。総督オラニエ公ウィレム3世と妃メアリー2世…
建築家 / Architect
ヤコブ・ローマン(Jacob Roman、1640年–1716年)は、オランダの建築家・彫刻家である。ハーグに生まれ、はじめ彫刻家として出発したのち建築に転じた。1681年からライデン市の建築家を務め、1689年から1702年にかけては総督・国王ウィレム3世付きの建築家として、宮廷とその近臣のための仕事を数多く手がけた。代表作にヘット・ロー宮殿(1684年)、ザットフェン近郊のデ・フォールスト荘(1695年)、デーフェンテル市庁舎正面(1693年)などがあり、これらではしばしば装飾家ダニエル・マロットと協働した。1689年にウィレム3世に従ってイングランドへ渡り、イニゴ・ジョーンズやクリストファー・レンの建築を実見している。帰国後の作風は、いっそう簡素で古典的な方向を強めたと評される。
オランダ、アペルドールンに建つ宮殿。総督オラニエ公ウィレム3世と妃メアリー2世…