EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ジョン・スミス
© John Phillip / CC0

建築家 / Architect

ジョン・スミス

John Smith

ジョン・スミスは、19世紀前半のスコットランド北東部で活動した建築家である。1781年アバディーン生まれ。父は同市の建築業者ウィリアム・スミス。アバディーン・グラマー・スクールを経て父のもとで石工の徒弟を務め、ロンドンで設計の修業を積んだのち、1804年末に故郷へ戻った。

1807年、アバディーン市が初めて置いた市建築家の職に就く。同年代のアーチボルド・シンプソンと競い合いながら、ユニオン街を中心とする市街の骨格をつくった。両者の建物が地元産の花崗岩で建てられたことが、アバディーンを「花崗岩の街」「銀の街」と呼ばせる由来となっている。埠頭地区フッティーの労働者住宅、港湾改良、教会や田園邸宅の設計・改修まで仕事の幅は広い。

1830年代に入ると、邸宅や教会でチューダー・ゴシック風の意匠を好むようになり、「チューダー・ジョニー」の綽名で呼ばれた。1830年には、ロバート・ゴードンの依頼でバルモラルの旧城に城館風の増築を施している。この旧城は、王室が新城を建てたのち取り壊された。1852年没。市建築家の職と設計事務所は、子のウィリアム・スミスが引き継いだ。

生没
1781 — 1852
国籍
イギリス
運動
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q1243465) / 肖像: © John Phillip / CC0 — Wikimedia Commons
ENTRY ID — ARC-1511