モダニズム建築
エスタジオ・ゴヴェルナドール・プラーシド・カステロ
ブラジル北東部フォルタレザのサッカー競技場で、通称カステロン。1969年にリベラ…
建築家 / Architect
ジョゼ・リベラル・デ・カストロ(1926–2022)は、ブラジルの建築家・建築史家。セアラー州フォルタレザに生まれ、1944年にリオデジャネイロへ移り、国立建築学校で建築を学んだ。在学中から建築家セルジオ・ベルナルデスの事務所で働き、国の文化財保護局に出入りしてルシオ・コスタとも親交を結んだ。
帰郷後はセアラー連邦大学(UFC)で教えながら、大学の営繕部局で初期のキャンパス建築を設計した。1964年には同僚とともにUFC建築学校を創設し、ブラジル建築家協会セアラー支部の創設にも加わって会長を務めた。セアラーに近代建築を根づかせた第一世代の中心人物であり、多くの建築家を育てた。作品には商業ビルのパラシオ・プログレッソ(1964–1969)、アルベルト・サビン小児病院(1972)、セアラー血液センター(1976)などがある。最大規模の仕事は、同僚4人と共同で設計した競技場カステロン(1969)である。
一方で、フォルタレザの都市形成やセアラーの折衷主義建築の研究を重ね、地域建築史の記録と保存の先駆者となった。ジョゼ・デ・アレンカール劇場などの文化財指定にも尽力している。2022年、96歳でフォルタレザに没した。
ブラジル北東部フォルタレザのサッカー競技場で、通称カステロン。1969年にリベラ…