ロシアの新古典主義建築
ボリショイ劇場
モスクワの劇場広場に建つオペラ・バレエの殿堂。1825年にオシップ・ボヴェの設計…
建築家 / Architect
オシップ・ボヴェ(ジョセフ・ボーブ、1784–1834)は、ロシアの建築家。イタリア系の家に生まれ、1812年のナポレオン戦争で焼け落ちたモスクワの復興を主導した中心人物である。
焼失した市街を新古典主義の理念のもとに整え、赤の広場の整備や、劇場広場一帯の計画を手がけた。その代表作がボリショイ劇場(1825年)で、設計競技に選ばれたアンドレイ・ミハイロフの案をもとに、自ら工事を進めて壮大な劇場を実現した。記念碑的な量塊と整然とした古典の構成で、19世紀前半のモスクワの相貌を決定づけた建築家である。
モスクワの劇場広場に建つオペラ・バレエの殿堂。1825年にオシップ・ボヴェの設計…