構造表現主義
水晶宮
1851年のロンドン万国博覧会のためにジョゼフ・パクストンが設計した鉄とガラスの…
建築家 / Architect
イギリスの造園家・建築家。1803年生まれ。もとは庭師として大温室を手がけ、ガラスと鉄による軽快な構造に習熟していた。1851年のロンドン万国博覧会の会場建築をめぐる審査が難航するなか、彼は温室の経験をもとに、規格化した鉄とガラスだけで巨大な空間をつくる案を提示し、採用された。こうして生まれた水晶宮は、わずか数か月で建てられ、博覧会建築と近代の工業建築の出発点となった。建築の専門教育を受けない庭師が、新時代の建築を切り開いた象徴的な人物である。