ルネサンス建築
エル・エスコリアル修道院
マドリード北西の山麓に築かれた、スペイン王フェリペ2世の修道院兼王宮。フアン・…
建築家 / Architect
スペインの建築家・数学者。カール5世の遠征に従軍したのち、1561年のアランフエス宮殿から建築の道に入った。1563年よりフアン・バウティスタ・デ・トレードのもとでエル・エスコリアルの工事に加わり、師の死後は総指揮を執って計画を拡張し、西正面・バシリカ・福音史家の中庭を実現して1584年に竣工させた。古典オーダーを大面積に用いず、裸の花崗岩と水平線の統一で全体を締める禁欲的な語法は「エレラ様式」と呼ばれ、スペイン帝国の公共建築を1世紀以上にわたって規定した。バリャドリッド大聖堂、セビーリャの商品取引所(現インディアス古文書館)、マドリードのセゴビア橋なども手がけ、幾何学を論じた『立方体の形状についての論考』を残している。
マドリード北西の山麓に築かれた、スペイン王フェリペ2世の修道院兼王宮。フアン・…