EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ルイージ・ポレッティ

建築家 / Architect

ルイージ・ポレッティ

Luigi Poletti

イタリアの建築家・技師。1792年、モデナに生まれた。ボローニャ大学で数学を修めて1814年に学位を得ており、その出発点は造形よりも工学にあった。学位取得後は母校モデナの大学で力学と水理学を講じている。1818年、モデナ公フランチェスコ4世の給費を得てローマに移り、古代建築の実測と素描を通じて建築家としての教養を築き直した。

ナポレオン後の新古典主義を代表する存在として、19世紀中葉のローマ建築界を主導した。最大の仕事は、1823年の火災で焼失したサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の再建である。1833年に前任のパスクアーレ・ベッリを継いで工事を率い、1869年に没するまで36年にわたって指揮を執った。古代の五廊式平面を守りながら細部を新古典主義の語法で構成した現在の内部空間は、その大半がポレッティの判断による。同聖堂の鐘楼も彼の設計である。

このほか、スペイン広場に近い無原罪の御宿りの記念柱を手がけ、ファーノ、テルニ、リミニの各都市で劇場を設計した。1846年には教育のための著作『美術に応用される幾何学』を刊行しており、工学的な訓練を建築教育へ接続しようとする姿勢は生涯を通じて変わらなかった。1869年、ミラノで没した。

生没
1792 — 1869
国籍
イタリア
運動
新古典主義
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q1757169)
ENTRY ID — ARC-1526