EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

マンフレート・プラッサー

Manfred Prasser

ザクセンのケムニッツに生まれたドイツの建築家・技師で、東ドイツ(ドイツ民主共和国)を代表する建築家の一人である。大工の徒弟を経て建築技師を学び、1960年から国営の設計組織VEBベルリン・プロイェクトに属して、シュタットバウディレクターのエアハルト・ギスケのもとで特殊建築の設計集団を率いた。

代表作は、共和国宮殿(Palast der Republik)の六角形の大広間である(1973〜76年)。可動式の床、昇降する天井、可動間仕切りを組み込み、当時として世界に類を見ない舞台機構を実現して国家賞を受けた(同宮殿は2008年までに解体)。続くゲンダルメンマルクト(当時のアカデミー広場)の再建(1976〜84年)では、フランス・ドイツ両ドームの再建と、シンケル設計の劇場のコンツェルトハウス(演奏会場)への改修を主導した。

本データベースのフリードリヒシュタット=パラストでは、建物全体の構想と設計、そして幅24メートルに及ぶ大舞台の機構を立案した。発注者である東ドイツ指導部を説得するため、ギスケや劇場支配人とともにパリのレヴュー劇場を視察したという逸話も残る。1987年のグランド・ホテルなども手がけ、シンケル賞・ゲーテ賞を受けた。「ありきたりの小屋は造らない」を信条とし、規格化された工業生産のなかでも独自の表現を貫いた建築家として評価される。1990年以降は自身の設計事務所を構え、2018年に没した。

生没
1932 — 2018
国籍
ドイツ
運動
オストモデルネ
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q973099)
ENTRY ID — ARC-0470