EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

ミラーク・ミールザー・ギヤース

Mirak Mirza Ghiyas

ヘラート出身のペルシア人建築家。フマーユーン廟(デリー)の設計者として知られる。生没年は伝わらない。

同時代の史家アブドゥル・カーディル・バダーウーニーによれば、フマーユーンの皇妃がみずから選び、ヘラートから招いた人物であり、それ以前にヘラートやブハラなどで建築を手がけていたという。ティムール朝の廟建築や庭園の伝統を身につけた技術者が、そのままインドの造営現場に持ち込まれた例である。

フマーユーン廟では、正方形を九分割するハシュト・ビヒシュトの平面、高い基壇、白大理石の二重殻ドームという、インドにそれまで例のない構成を実現した。完成を待たずに没し、仕事は子のサイイド・ムハンマドが引き継いだ。個人としての事跡はほとんど残らないが、この一作がムガル廟建築の型を決め、約80年後のタージ・マハルにまで及んでいる。

生没
国籍
ペルシア
運動
ムガル建築
登録作品
1

代表作

Works
ENTRY ID — ARC-1591