EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

オズヴァルド・アルマンニ

Osvaldo Armanni

オズヴァルド・アルマンニ(Osvaldo Armanni、1855年–1929年)は、イタリアの建築家である。建築家グリエルモ・カルデリーニに学んだ。

代表作は、技師ヴィンチェンツォ・コスタとともに手がけたローマ大シナゴーグ(テンピオ・マッジョーレ、1904年落成)である。19世紀末、イタリア統一とユダヤ人解放を受けて、旧ゲットー跡に記念碑的な礼拝堂を建てる設計競技が催され、二人の案が選ばれた。彼らは、ユダヤ建築に定まった様式がないなかで、アッシリア・バビロニアやエジプト、ギリシア・ローマの古代様式を引用し、内部にアール・ヌーヴォー(リバティ様式)を取り入れた折衷主義をまとめあげた。ローマ市内で唯一の方形ドームをいただくこの建物は、共同体の解放を可視化する象徴となった。

このほかアルマンニは、ペルージャ、マントヴァ、レッジョ・カラブリアの郵便局舎、フォリーニョの商工会議所、アッシジの国立寄宿学校など、各地の公共建築を手がけた。形態上の革新を追うよりも、技術的に堅実で、周囲の文脈や当時の公的・記念的な建築言語に調和する設計を旨とした建築家であった。

生没
1855 — 1929
国籍
イタリア王国
運動
折衷主義
登録作品
1

代表作

Works
ENTRY ID — ARC-0368