オスマン建築
ユルドゥズ宮殿
イスタンブルの丘に広がる、オスマン帝国末期の宮殿群。19世紀末、海辺の宮殿を離…
建築家 / Architect
ライモンド・ダロンコは、北イタリア・フリウリ地方のジェモーナに生まれた建築家。1893年、オスマン帝国の宮廷建築家としてイスタンブルに招かれ、約15年にわたりアブデュルハミト2世のもとで数多くの建物を手がけた。とりわけユルドゥズ宮殿群の離宮や付属建築に、当時ヨーロッパで興りつつあったアール・ヌーヴォーの流動的な曲線装飾を持ち込み、オスマン末期の折衷的な建築に新風を吹き込んだ。1902年のトリノ国際装飾美術博覧会では会場全体の設計を担当し、イタリア・リバティ様式を代表する一人に数えられる。