EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

ロベルト・ヴィルケ

Robert Wilke

ロベルト・ヴィルケ(Robert Wilke、1804–1889)は、ドイツの建設技師である。世界最大の煉瓦橋ゲルチュタール橋の建設を現場で指揮した主任技師として知られる。

ヴィルケは、ヨハン・アンドレアス・シューベルトが構造計算にもとづいて立てた設計を、実際の工事へと移す重責を担った。着工後まもなく谷の地盤が想定より軟弱と判明すると、彼は谷の中央に並ぶ小アーチを一つの大きなアーチへ置き換える変更を立案し、難局を切り抜ける。橋の中央が左右より大きく開く今日の堂々たる姿は、この機転の産物である。

設計者シューベルトと、施工を統べたヴィルケの、ときに激しく対立しながらの協働なくしては、1851年の完成はなかった。両者のいずれを真の「建設者」と呼ぶべきかは、のちの技術史で論じられる主題ともなった。ヴィルケは同じ路線のエルスター橋の建設にも携わり、1889年に没した。

生没
1804 — 1889
国籍
ドイツ
運動
登録作品
1

代表作

Works
ゲルチュタール橋
1851 · ネッチュカウ
ゲルチュタール橋

ドイツ・ザクセン州の鉄道橋。1851年完成の世界最大の煉瓦橋で、高さ78メートル、…

ENTRY ID — ARC-0487