イスラーム建築
フマーユーン廟
デリーに建つムガル帝国第2代皇帝の墓廟。皇妃の発願でペルシア出身の建築家が設計…
建築家 / Architect
建築家ミラーク・ミールザー・ギヤースの子。父の没後、フマーユーン廟(デリー)の造営を引き継いで完成させたと伝えられる。
同時代の記録に名が挙がるのはこの一点にとどまり、生没年も他の作品も知られていない。父子二代で一つの廟を仕上げるという体制は、工匠の技術が家系のなかで受け継がれた当時の造営のありようをよく示している。史料によっては父子の事跡が混同され、廟の設計者を「ヘラートのサイイド・ムハンマド」一人に帰する記述も見られる。