特集
スィナンの名はどこまで届いたか——オスマン帝国に散る14作 1543–1580
名築が収録する公開済みの建物のうち、ミマール・スィナンを設計者に結んでいるものは14件ある。8件がイスタンブール、1件がエディルネにあり、残る5件はボスニア・ヘ…
建築家 / Architect
セデフカル・メフメト・アー(Sedefkâr Mehmed Ağa、1540年ごろ–1617年)は、オスマン帝国の建築家である。アルバニアの生まれと伝えられ、はじめは螺鈿(らでん)細工の名手であった。「セデフカル」とは、螺鈿を意味する。
オスマン建築の大成者ミマール・スィナンに学び、1606年に宮廷づきの主任建築家となる。その最大の事績が、スルタンアフメト・モスクである。師スィナンの古典様式を受けつぎながら、より豊かな装飾と、彫塑的な細部を加え、これを古典オスマン建築の掉尾をかざる傑作へと仕上げた。
名築が収録する公開済みの建物のうち、ミマール・スィナンを設計者に結んでいるものは14件ある。8件がイスタンブール、1件がエディルネにあり、残る5件はボスニア・ヘ…
イスタンブールの旧市街に立つ、オスマン帝国の壮大なモスク。1609年から1616年、…