ダリュス・ギレナス・スタジアム
カウナスにあるリトアニア最古・最大の競技場。1924年、飛行家ステポナス・ダリュ…
建築家 / Architect
ステポナス・ダリュス(Steponas Darius, 1896–1933)は、リトアニア系アメリカ人の飛行家であり、リトアニアにおける近代スポーツの先駆者である。ロシア帝国領(現リトアニア)に生まれ、1907年に家族とともにアメリカへ移住した。第一次世界大戦では合衆国陸軍に従軍してパープルハート章を受けたのち、1920年にリトアニアへ渡り、独立間もない同国の軍と社会に身を投じた。リトアニア体育連盟の会長として、陸上競技選手権の開催やバスケットボールの導入など国内スポーツの基盤づくりに尽力し、1924年には技師ケスティティス・ブロタとともにカウナス初の多目的競技場(本競技場)を設計・造成した。1933年、相棒スタシース・ギレナスとともに飛行機リトアニカ号でニューヨークからカウナスへの無着陸大西洋横断を試みたが、目的地まで約650キロの地点で墜落し、二人とも命を落とした。両飛行士は国民的英雄として記憶され、1993年にこの競技場へその名が冠された。
カウナスにあるリトアニア最古・最大の競技場。1924年、飛行家ステポナス・ダリュ…