ボザール様式
オルセー美術館
パリのセーヌ左岸に立つ美術館。1900年の万国博覧会のためにヴィクトール・ラルー…
建築家 / Architect
ヴィクトール・ラルー(Victor Laloux、1850年–1937年)は、フランスのボザール様式を代表する建築家である。トゥールに生まれ、パリの国立美術学校(エコール・デ・ボザール)に学び、1878年にローマ大賞を得た。
トゥール市庁舎やサン・マルタン聖堂、トゥール駅など、故郷を中心に多くの公共建築を手がけた。なかでも、1900年の万国博覧会のために設計したパリのガール・ドルセー(現在のオルセー美術館)は、その代表作として名高い。鉄とガラスによる近代的な構造を、古典的な石の外観に包み込むその手法には、ボザールの理念がよく表れている。母校エコール・デ・ボザールの教授としても長く教壇に立ち、多くの建築家を育てた。1937年に没した。