EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
ヴラド・ミルニッチ

建築家 / Architect

ヴラド・ミルニッチ

Vlado Milunić

ヴラド・ミルニッチ(Vlado Milunić, 1941–2022)は、クロアチア生まれのチェコの建築家である。ザグレブに生まれて幼少期にプラハへ移り、チェコ工科大学およびプラハ美術アカデミーで建築を学んだ。社会主義体制下のチェコスロヴァキアでは、集合住宅や医療・福祉施設の設計、歴史的建造物の改修などを地道に手がけた。

1989年のビロード革命後、ミルニッチは隣人であった劇作家ヴァーツラフ・ハヴェル(のちの大統領)の後押しを受け、プラハ・ラシーン河岸の空地に新たな建築を構想する。出資者ナショナーレ・ネーデルランデンの意向で世界的建築家との協働を求められ、フランク・ゲーリーを共同設計者に迎えた。両者の対話から生まれたのが、静と動の二つの塔が絡み合うダンシング・ハウス(1996年竣工)であり、ミルニッチの代表作として知られる。建物は当初こそ古都の景観との不調和を批判されたが、現在ではポスト共産主義期のプラハを象徴する作品と評価される。晩年も住宅や公共建築の設計を続け、2022年に没した。

生没
1941 — 2022
国籍
チェコ共和国
運動
脱構築主義建築
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q521787)
ENTRY ID — ARC-0830