EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

ウィリアム・スミス

William Smith

ウィリアム・スミスは、19世紀のスコットランド北東部で多数の建物を手がけた建築家である。1817年アバディーン生まれ。市建築家ジョン・スミスの子で、父の事務所とロバート・カーのもとで学び、ロンドンでトマス・ドナルドソンに師事した。1842年から約2年間、ギリシアとイタリアを旅している。

1845年に父の事務所の共同経営者となり、1852年に父が没すると、事務所とアバディーン市の営繕監督の職を継いだ。アバディーンのトリニティ・ホール(1846年起工)はユニオン街で最初のチューダー・ゴシック様式の建物であり、以後も牧師館・監獄・学校・教会など、北東スコットランド各地に堅実な仕事を残した。

代表作はバルモラル城である。1852年初頭、アルバート公から新しい城館の設計を委嘱され、スコティッシュ・バロニアル様式の図面をまとめた。設計にはアルバート公自身が細部まで手を入れており、整いすぎた構成をこの関与に帰す評価もある。それでも、王室の私邸がこの様式で建てられた意味は大きく、スミスの名は様式の普及と分かちがたく結びついている。1891年、アバディーンの自邸で没した。

生没
1817 — 1891
国籍
イギリス
運動
登録作品
1

代表作

Works
ENTRY ID — ARC-1518