EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

烽火台Beacon Tower

烽火台(ほうかだい)は、長城線に沿って一定間隔で築かれた通信用の望楼である。敵の接近を、昼は煙、夜は火によって後方へ伝え、狼煙(のろし)を中継して数百キロ先まで警報を走らせた。長城本体から離れた高所にも単独で置かれ、駐屯と物見を兼ねた。中国の辺境防衛では城壁そのものより先に発達した施設で、視認と速報のネットワークが防御線を機能させる要となった。

荒れた大地の上に立つ、風化した台形の土の塔
中国西北部の長城沿いに残る、土を突き固めて築いた烽火台danmairen / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 万里の長城