EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

チャジャChhajja

チャジャは、インド建築で壁面から大きく張り出した庇(ひさし)を指す。強い日射を遮って室内に影を落とすとともに、季節風(モンスーン)の雨が壁を伝うのを防ぐ実用的な役割をもつ。石やレンガで造られ、しばしば持送りで支えられる。エドウィン・ラッチェンスはニューデリーの建築で、チャトリやジャーリーとともにこのチャジャを取り入れ、西洋古典主義の建築にインド在来の気候適応の知恵を統合した。

白い大理石の廟の外周に、曲線の持ち送りが支える深い庇が張り出す
ファテープル・シークリーのサリーム・チシュティー廟(16世紀)。持ち送りに支えられた深い庇が外周をめぐるSK Desai / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ラッシュトラパティ・バワン