EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

参事会会議場Chapter house

修道院や参事会教会に付属する、聖職者の集会のための部屋。日課の集まりで会則の一章(chapter)を朗読したことに名が由来する。矩形・円形・多角形の平面をとり、イングランドでは中央の一本柱から放射状にリブ・ヴォールトを架ける多角形平面が発達した。ウェストミンスター寺院の八角形の参事会会議場は、13世紀後半に国王が地方代表を集める会議の場としても用いられ、後の議会制度の前史に位置づけられる。

尖った屋根をもつ多角形の石造建物を、飛梁が外から支える
リンカーン大聖堂の十角形の参事会会議場(13世紀)。控え壁が外周を取り巻く作者不明 / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ウェストミンスター寺院 マルボルク城