EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

環状包囲線Circumvallation

攻城側が城の周囲を一巡して築く土塁・壁・壕の線。守備側の脱出と、外部からの補給・救援を同時に断ち、長期の兵糧攻めを可能にする。ローマ軍が組織的な土木作業として体系化した工法で、カエサルのアレシア包囲が名高い。マサダでは包囲壁と八つの陣営が砂漠に残り、ローマ軍事土木の稀な実例となっている。

堀の向こうに木の柵と櫓が並ぶ、復元された古代の防御線
アレシア包囲の陣地の復元(フランス)。土塁の上に木柵と望楼が並ぶMariule / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 マサダ