EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

コロンバリウムColumbarium

コロンバリウム(納骨堂)とは、火葬した遺灰を納める骨壺を、壁面に整然と並ぶ多数の小室に安置するための建築をいう。語源はラテン語で鳩小屋を意味し、小室が連なるさまに由来する。古代ローマにすでに見られた形式だが、近代では火葬の普及とともに各地の墓地に設けられた。パリのペール・ラシェーズ墓地では、19世紀末にジャン=カミーユ・フォルミジェが、ドームを戴くビザンティン・リヴァイヴァルのコロンバリウムと火葬場を設計している。

緑のドームを戴いた円形の白い石造建築
サンフランシスコ・コロンバリウム(1898年)。ドームを戴く新古典主義の納骨堂Hugh7 at English Wikipedia / CC BY 2.5 — Wikimedia Commons