EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

コルテン鋼Weathering steel

コルテン鋼(耐候性鋼)は、銅やクロム、リンなどを少量加えた低合金鋼で、表面に緻密な錆の層を形成して内部の腐食の進行を抑える。この錆そのものが保護膜となるため塗装を省くことができ、独特の赤褐色の風合いを長く保つ。1930年代に米国で開発され、当初は鉄道貨車などの実用部材に用いられたが、のちに彫刻家や建築家が無塗装の素材感を生かした意匠材として用いるようになった。

谷に架かる、赤褐色の錆に覆われた鋼の橋
耐候性鋼でつくられた道路橋。表面の錆が保護膜となるPinqui / CC BY-SA 3.0 — Wikimedia Commons
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