EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

年輪年代法Dendrochronology

概要

樹木の年輪の幅が、その年の気候に応じて毎年異なることを利用して、木材が伐られた年を暦年単位で割り出す年代測定法である。同じ地域・同じ樹種の年輪幅を現在から過去へとつないだ基準の変動パターンを用意し、試料の年輪をそれと照合して年代を決める。樹皮のすぐ内側の最も外側の年輪が残っていれば、伐採年まで特定できる。放射性炭素年代測定より精度が高く、建築史では梁・柱・基礎杭などに使われた木材から建設年代を確定する有力な手段となっている。古代ローマの城門ポルタ・ニグラの着工が170年頃と定まったのも、この方法による。

この用語が登場する建築 ポルタ・ニグラ