EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

砂漠の城Desert castles

砂漠の城(デザート・キャッスル)は、ウマイヤ朝が7世紀末から8世紀半ばにかけて、現在のヨルダン、シリア、パレスチナの草原や乾燥地に築いた建物群の通称である。アラビア語ではカスル(城館)と呼ばれ、外観は城砦に似るが、多くは軍事施設ではない。狩猟や保養のための離宮、灌漑農園の中心施設、遊牧部族と会合する場などとして使われたと考えられている。方形の囲壁と中庭に浴場やモスクを備える例が多く、アムラ城、カスル・ハラーナ、ヒルバト・アル=マフジャル、ムシャッタ宮殿などが知られる。

関連様式 ウマイヤ建築
この用語が登場する建築 アムラ城