EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

モット・アンド・ベイリーMotte-and-bailey

モット・アンド・ベイリーは、ノルマン人がイングランド征服期に各地へ築いた初期中世の城郭形式である。盛土した人工の丘(モット)の上に木造または石造の天守を据え、その麓に堀と柵で囲った郭(ベイリー)を付属させる。短期間かつ少人数で構築できるため、征服地を素早く制圧する拠点として機能した。のちにより堅固な石造城郭へ建て替えられた例が多い。

盛り土の丘の上の塔と、その脇に堀で囲われた広い郭を描いた図
モット・アンド・ベイリーの模式図。丘の上の塔と、麓の柵で囲った郭Lordoftheloch / CC0(パブリックドメイン) — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 ヨーク城