EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

ピクチャレスクPicturesque

18〜19世紀のイギリスで広まった美意識で、「絵のように趣のある」さまを尊ぶ。整然とした古典の均整に対し、不規則で変化に富み、自然や廃墟を思わせる景観や建築を好んだ。風景式庭園や、左右非対称のゴシック・リヴァイヴァルの邸宅に、その趣味が表れている。理性の対称美と並んで、近代の感性のもう一つの極をなした。

蔦の絡まるゴシック修道院の廃墟の内部を描いた水彩画
ターナーが描いたティンターン修道院の廃墟(1794年)J. M. W. Turner / パブリックドメイン — Wikimedia Commons
様式史の章 啓蒙と復古