EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

聖具室Sacristy

聖具室(サクリスティア)は、教会堂において祭服・典礼用具・聖具を納め、聖職者が祭儀の支度を整えるための室である。多くは内陣に近接して設けられる。ルネサンスやバロックの時代には、単なる収納の場を超えて、ヴォールトや彫刻で意匠を凝らした見せ場ともなり、建築家の技量を示す空間となった。アンドレス・デ・バンデルビーラがハエン大聖堂に設けた聖具室は、その代表例として知られる。

木製の収納台と扉が並ぶ、石造の聖具室の内部
ケルン大聖堂の聖具室Ray eye / CC BY 3.0 — Wikimedia Commons
この用語が登場する建築 エチミアジン大聖堂 ハエン大聖堂