盾壁Shield wall
城郭で、攻め手が近づける唯一の方向、あるいは最も攻撃を受けやすい側に限って、ほかの城壁より高く厚く築いた防御壁。ドイツ語ではシルトマウアー(Schildmauer)と呼ぶ。山上や尾根の先端に立つ城で発達し、12世紀後半から14世紀にかけてドイツ語圏の山城に多く見られる。厚さは2〜4mほどが一般的で、頂部に胸壁と守備兵の通路を備えることが多い。重い攻城兵器の普及への対応とされ、主塔の役割を代わりに担う場合もある。代表例にルーマニアのブラン城の東壁がある。
この用語が登場する建築
ブラン城