EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

アブドゥル・カリーム

Abdal Kerim

アブドゥル・カリーム(Abdal Kerim)は、17世紀前半のエチオピアで活動したインド出身の工匠である。生没年は伝わらず、史料には「アブダル・ケリム」と記される。同時代のエチオピアの年代記によれば、皇帝スセニョスの命で石橋を架け、その都ダンカズに宮殿を築いた。1620年代のエチオピアでは、インドの職人が石灰の焼成法をもたらしたことがイエズス会士の記録に見え、彼もそうしたインド西岸から来た職人の一人であったとみられる。

1648年にゴンダールを訪れたイエメンの使節アル=ハイミーは、皇帝ファシリデスの新しい城を築いたのもこの人物であったと記している。石を石灰で積み上げ、円塔と胸壁を備えたこの城は、ファジル・ゲビの中核となり、以後のゴンダールの宮廷建築の手本となった。名はアラビア語の人名アブドゥル・カリーム(ʿAbd al-Karīm)に当たるが、出自や信仰の詳細は史料からは確かめられない。

生没
—
国籍
インド
運動
—
登録作品
1

代表作

Works
ENTRY ID — ARC-1681