EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture

胸壁Crenellation

胸壁(クレネレーション)は、城壁や塔の最上部に設けられた、凹凸を繰り返す低い壁である。高い部分(メルロン)が射手の身を隠し、低い切れ込み(クレネル)から矢や銃を放つ。中世の防御建築を象徴する要素で、のちには実戦を離れ、権威や様式を示す装飾としても用いられた。

塔と城壁の上端に、四角い凸部と切れ込みが交互に並ぶ様子の線画
凹凸を繰り返す胸壁を描いた線画Pearson Scott Foresman / パブリックドメイン — Wikimedia Commons