イスラーム建築
メスキータ
スペイン南部コルドバに建つ、西方イスラーム建築の最高傑作の一つ。786年に後ウマ…
建築家 / Architect
12世紀のアル=アンダルスで、ムワッヒド朝のもとに活動した建築家(アラリフェ)。おそらくセビリアの生まれで、記録に残る最初の仕事は1160年にさかのぼる。1171年にはカリフ、アブー・ヤアクーブ・ユースフの命でセビリア郊外のブハイラ離宮とその庭園を造営し、続いて同市の新しい大モスクの平面を引いた。1184年にはミナレット(のちのヒラルダの塔)の基礎工事に着手し、湧水を塞いで基盤を整えたうえ、家畜が資材を運び上げられる緩やかなスロープを塔内に通している。1162年にカリフがコルドバの主要建造物の修復を命じた際、その統括にあたったとも伝えられる。没年は不詳だが、1188年にはすでに造営の指揮を離れていた。