EST. 2026 — Editorial Archive of Notable Architecture
PORTRAIT

建築家 / Architect

ハンス・ヘンドリック・ファン・パースヘン

Hans Hendrik van Paesschen

16世紀のフランドル(現ベルギー)の建築家・築城技師。1510年ごろに生まれ、1582年に没した。アントウェルペンを拠点とし、イタリアで修業したと推定される。同地の城壁工事や、彫刻家コルネリス・フロリスと協働したハンザ商館の建設などに携わったのち、北ヨーロッパの王のもとで働き、1561年ごろから1563年までスウェーデン王の、1564年から没年までデンマーク王の建築長を務めた。

デンマークではフレデリク2世に仕え、1574年から中世の城塞クローエンをルネサンスの王城クロンボー城へ改築する事業を率いた。北翼と西翼の工事、南翼の着手、4つの稜堡をもつ防御施設の建設が彼の指揮によるもので、1577年に工事から退き、アントニス・ファン・オッベルヘンが後を継いだ。ノルウェーのアーケシュフース城やボーヒュース要塞の築城にも関わった。

作品の多くは失われるか大きく改変されており、ロンドンの王立取引所など、関与が伝えられる建物も少なくない。名の綴りが国ごとに異なったことも、その業績が知られにくい一因とされる。低地諸国のルネサンス様式を北欧やイングランドへ伝えた建築家の一人である。

生没
1510 — 1582
国籍
ベルギー
運動
北方ルネサンス
登録作品
1

代表作

Works
データ: Wikidata (Q1977577)
ENTRY ID — ARC-1613