稜堡Bastion
稜堡(りょうほ)は、城壁から角状に突き出した防御施設で、火砲の時代の要塞を特徴づける。多角形の平面をもち、隣り合う稜堡どうしが互いの死角を射撃で補い合うことで、城壁に取りつこうとする敵を側面から制圧できる。複数の稜堡を星形に配した稜堡式要塞は16〜18世紀のヨーロッパで発達し、その幾何学的な縄張りは近世築城術の到達点を示す。サンクトペテルブルクのペトロパヴロフスク要塞も六つの稜堡をもつこの形式をとる。

この用語が登場する建築
バスティーユ牢獄
クロンボー城
スオメンリンナの要塞
メリリャ・ラ・ビエハ
ペトロパヴロフスク要塞
アルベルティーナ
テレジーン
ブラチスラヴァ城
ネスヴィジ城
ホーエンツォレルン城
シティ・ゲート
シュパンダウ城塞
ゴットルプ城
様式
稜堡式要塞
関連用語
稜堡式城郭